エディタの道は一日にして成らず

夏休み中に、開発用のエディタをVisual Studio Codeに乗り換えました。
これは、結構勇気がいることで、普段使い慣れたエディタを手放すことは使い込んでいるほどできないものです。
これまでは、JavaScriptの開発ではNetBeans IDE 8.1をずっと使っていて、Pythonもプラグイン入れればそれなりに書けたので重宝していました。
ただ如何せん元々はJava向けのIDEだけに、最近ではちょっと苦戦。それにやっぱり重い。Javaで動いてるからメモリも食うしね。

ということで最近人気のVisual Studio Codeですが、実は使うのは初めてではないです。
以前も、Windows 7 使ってた頃に試用したんですが、なんかしっくりこないので止めました。
でもTypeScriptやPythonが主な言語になってきたので、必要に迫られてというか、もう1回入れてみたんですけど、「あれ、なんか結構いいね」とガラリと印象が変わりました。前とあんまり変わってないはずですけど、「使ってみたい!」というのと「ちょっと試してみるか」という気持ちの持ち方でこうも印象が変わるとは、、、現金なものです。

私が気に入ってるのは、カスタマイズをsettings.jsonで行う方式が圧倒的に分かりやすいこと。
丁寧な日本語のコメントも付いているし、設定値はオートコンプリートで候補がでるからマニュアルいらず。
気に入らなければ、settings.jsonから削ればデフォルトに戻るし、どこを変更したかが一目瞭然です。
GUIメニューだと、いろいろいじっているうちに、「あれ、どこ変えたっけ?」みたいになるし、元に戻したいときも “デフォルトに戻す” みたいなボタンがあるんだけど、押すと全部元に戻ってしまうのがほとんど。

テーマも、デフォルトではダーク系ですが、コントラストが強くてちょっと苦手なので、私はSolarized Lightに変えました。
後はコメントが灰色っぽい配色なんですが、昔からコメントは深い緑色が好きなので、これも配色変えてます。
やっぱり長時間見つめることになるエディタだから、見た目は重要。

操作性については、いきなりウインドウが分割されて「これどうやって戻すんだっけ」とイライラすることもあり、全然慣れてませんが、考えてみればエディタを使いこなすのには一日や二日でどうかなるもんではないです。
じっくり育てていくようなものですから、気長に付き合っていこうと思います。

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