発売から約2ヶ月経ちましたので、PS4版エースコンバット7について感想(キャンペーンモードのみ)を書きたいと思います。
実のところ、ファーストインプレッションはあまり良くなかったのです。
ですが、クリア後にはよく作られている良質のソフトだなと180度近く評価が変わってしまいました。
今でも1日1回は無性にプレイしたくなる感じで、これってなんでだろうなと考えてたんですが、「あ、これって昔アーケードゲームをやってた時と同じ感覚だ」と気が付きました。
学校の帰りがけにちょっとだけゲーセンでお気に入りのゲームをプレイする、その時のワクワク感に似てるんです。
ただこの手の硬派なゲームが現代ではちょっと古めかしく感じるのも事実。
事前にその内容が十分に伝わってれば良かったのですが、発売前のトレーラーや情報からは、誰でも遊べるかのような印象を受けてしまったので、そのギャップにネガティブな印象を受ける結果になってしまったように思います。
私も、最初は四苦八苦してミッション05で詰まりました。というより、ミッション02で急激に難易度があがったのに面食らいました。一応、エースコンバット04のタイトルを経験していたので基本的なプレイ方法はわかっていたつもりでしたが、それでも序盤は苦労したので、シリーズ初めての人が投げ出すのも無理ないなと感じます。
この初心者置いてけぼり感が強いため、本作は惜しいかな、名作に成り損なったというのが私の印象です。
これはゲーム自体の問題というより、プロモーションの責任が大きいように感じますね。
最終ミッション。意地のコンティニューで2時間以上かかってようやくクリア。
ミサイルアラートがちょっとうざい、というのはあるのですが、総じて満足です。
不満を挙げるとすれば、やはり伝統すぎて驚きがなかったことぐらいでしょうか。
敵配置がランダムに変わるモードとか、好きなエリアから攻略できるようなマルチシナリオとか、斬新なシステムがあってもよかったかなと思います。
それと最近のオープンワールドのゲームに慣れたせいか、この量であってもボリューム感に乏しく感じてしまいます。最近のゲームは大型化してきて、開発する側も大変ですね。