NAS(DS220j)導入

初めてNASなるものを買ってみました。
これまでも興味はあったものの、「所詮、外付けの増設HDDと同じでしょ?」くらいの認識で、その必要性を感じていませんでした。
今となってはお恥ずかしい限りですが。。。

そんな人がなぜ急に買う気になったかというと、TVの録画データが溜まってきたのでそれをTVに依存せずに見られるようにしたい!という、まあよくある話です。
TVは、東芝のREGZA Z1、もう本当に地デジの初期の頃に買ったやつです。それに外付けのHDD 2TBが1台。当時は、外付けのHDDが付けられるということでREGZAが人気だったんです。考えてみると、HDDも10年選手ですからいつ壊れてもおかしくない。本当に繰り返し見たい番組なんて、ほんの一握りでしょうが、それでもいくつかは救いたい番組があるのです。

ということで、NAS初心者の私がいろいろ調べていくと、こういったTV関係はやっぱりBuffaloとかIOデータの方が向いているとの噂。
NASとして使うならSynologyかQNAPというところがいいらしい。まぁ、ネットの情報ですけどね。
これは正直迷いました。なんたってBuffaloは安いから。1万円台で、TVデータが吸い出せれば十分じゃない?と思いました。
でも調べていくうちに、NASってただのストレージじゃなくて、いわば簡易コンピューターなもので、アプリケーションを入れていろいろできるってことが分かってきました。
こうなると、ソフトウェア技術者としての血が騒ぐというか、もう気持ちは完全にSynologyに傾いてました。
夏休み中でSTAY HOMEだから、という自分を納得させるだけの環境も整ってましたし(ぉぃ)

最初だからエントリーモデルで十分だよね、ってことでSynology DS220jです。価格.comで人気だったから、間違いないだろうという安易なチョイス。

画像はSynologyの公式サイトから

HDDは、2TBでも十分だろうと思いましたが、価格を見て結構高いなと躊躇し、さらに高い8TBをチョイス。なんでや。
まぁ、1TBあたりの単価が一番いいと思ったからです。
使ってみて良さそうならRAID構成にしようと思って、まずは1台のHDDからスタート。

到着してみて、なんだか久々のワクワク感ですね。おかしいな、ちょっと前まではただの増設HDDだと思っていたのに。
いやー楽しいな、と思って組み立ててると、いきなり組み立てで失敗しました。
HDDを止めるネジを間違って、短い方のネジで止めようとしてたのです。冷静になれば、本数調べれば分かるやろ…なんですが、完全に舞い上がってて疑いもしませんでした。それで、無理に回したもんだから、振動防止のゴムがブチッとちぎれてしまったのです。
ガビーン。
焦りました。焦りましたが、幸い2.5インチ用のアダプタについていた同じパーツを使いまわして事なきを得ました。ふぅ。

※後日、追加のHDDを購入して気がついたんですが、これは2.5インチ用のアダプタではありませんでした。(そもそも2.5インチ用のアダプタは別売り)
どうもHDDを固定するためのブラケットだったようで、いままで付けずに使っていたという…
ただ、このブラケットは両側に2個のネジ穴しかない3.5インチHDDの場合に使うみたいで、自分の場合は3個のネジ穴があるHDDだったので、結果的には付けなくて大丈夫だったという、結果オーライでした。

さて、使ってみると、これはイイ。
何がイイかというと、これまでのファイル管理の概念が一新されました。これまでPC本体のストレージが主体だったのが、PCはアプリのみ、データはNASに、って整理が進みそうです。
あちこちに散財していたデータを見直すきっかけになったのが、NAS.
この気持ちの面での効果が一番大きいかもしれません。

間違えました、ぴったりサービス検索

前回の特別定額給付金のオンライン申請に続き、今回も行政サービスの電子申請の話。
電子申請は便利だねーと思ってた矢先、今回はやらかしました。申請するサービスを間違ったのです。

具体的には、児童手当の現況届だったのですが、新規申請の方で出してしまいました。
まぁ、入力中から「なんかおかしいな、、、こんなことまで入力させるなんて」と思ってましたが、このシステム自体完成度が低いと思ってたので「ユーザーフレンドリーじゃないな、ブツブツ」と文句言いながら申請したのです。
それにマイナンバーカードで本人が特定できてるから、間違ってるなら、申請した時点で資格チェックで弾かれるだろうとソフトウェア技術者ならではの視点で楽観視していた部分もあります。

後日(といっても申請してから6営業日後くらいでしたが)、コールセンターの方から電話で連絡が来て「申請サービスが間違ってますよ」とのこと。
このあたりの連絡もシステム化されてないのかと思いつつ、よくよく聞いてみるとぴったりサービスでの検索方法がまずかったのだと気が付きました。

間違った検索方法はこうです。

  1. 地域を選んでください、で郵便番号を入れて地域を検索(これはOK)
  2. 検索方法を選んで、手続を検索してくださいでぴったり検索タブを選択(デフォルト)
    • Step1. お探しのカテゴリーは何ですか?で、子育てにチェック(これはOK)
    • Step2. あなたの知りたいことは何ですか?で、必ず行う手続きにチェック(これがNG!)

これで検索すると、「児童手当等の受給資格及び児童手当の額についての認定請求」の1件しかヒットしません。そうすると、私のように他に選択肢がないので間違ってしまいます。
どうやら、Step2. の「必ず行う手続き」ってのがトラップだったようで、Step2. を省略して検索すると、「児童手当等の現況届」ってのが含まれて出てきます。

いろいろとツッコミどころはありますが、今回は私の注意不足ってことで素直に負けを認めましょう。(何の勝負や…)
もともとは、82円の切手買ったりポストに出しに行くのが面倒でオンライン申請したのですが、手間暇トータルで考えて、逆に高くついた。。。
ってことで、みなさんお気をつけて。

特別定額給付金

オンライン申請で受け取りました。
私は、e-taxで確定申告をやっている都合上、初めてマイナンバーカードが確定申告以外でも役に立ったのですが、世間での評判は非常に芳しくないようです。
まぁ、e-taxの記事でも書いてますが、パスワードの件は私も良く思ってません。
結局のところ、ちゃんとセキュリティを確保してますよという国の逃げ道のような気がしてます。
ちなみに、どのくらいかかったかというと、

  • 5/12 電子申請完了
  • 5/18 自治体にて受領しましたのお知らせが届く(遅っ)
  • 5/28 銀行への振り込み

でした。
まぁ、せっかくオンライン申請しても、確認するのが人手じゃぁあまり電子化の意味ないなぁというところです。
最終的には銀行とかと連動するようになれば、もっと自動化できそうですけど。

批判はいろいろあるみたいですけど、まずは使ってみないと課題もでないし、いい機会だったんじゃないかと思ってます。

Ys VIII -Lacrimosa of DANA-

大型連休、たとえ自転車であっても遠出がはばかれるようになりまして、近所のポタリングばかりです。
こういうときには積みゲーを消化せねば、と思いつつ、またもやセールで新しいゲームを買ってしまうんだな、これが。
4月の中旬に買ったのが、このイースVIII. 40% OFFで、2750円でした。
最近は、よっぽど好きなタイトルでない限り、過去のタイトルで安くなったのを買うスタイルになりました。

イースシリーズは初めて。
といっても、イースといえば、私の中ではPC-88の印象が強いのです。
「今、RPGは優しさの時代へ。」のキャッチコピーは今でも覚えてますが、PC-88のRPGといえば、ハイドライド、ザナドゥのような本格RPGの時代、ちょっとライトな感覚で出てきたのがイースやソーサリアンだったと記憶してます。
私は、PC-98ユーザーだったので、もっぱらPC-98専用のゲームばかりで、PC-88からの移植ゲームは買わずじまいでした。
それに当時は、パソコン自体が高価でしたから、1本で長く楽しめるゲーム(≒難しい)が好まれていたように思います。
そんな中、誰にでも解けそうな(当時はRPGをクリアすることを解くと呼んでいました。それだけ謎解きの要素が大きかったのです)イースは、私にはあまり魅力的な製品には映りませんでした。

このように、私の中では少々ネガティブな印象があったイースですが、最近のオープンワールド化した大型RPGに疲れてきたせいか、逆にこのようなライトなイメージのRPGが魅力的に映りました。面白いものです。

連休中にクリアしたのですが、真ENDまで延べ90時間あまり。
いや、全然ライトじゃないじゃん!今までずっとイースのことを誤解していたかもしれません。

全くの予備知識なしでやったんですが、久々に夢中になれたタイトルでした。
これまでずっとファンタジーの世界ばかりやってたせいか、無人島生活は妙にリアル感があって感情移入できたというか。
実際、キャラクターと同じように、この島を去りたくないな… もっと生活したいなという思いが芽生えました。
漂流村という設定、これにはやられましたね。良くできてました。

一方、後半のシナリオは、感動的ではあるものの、やはりちょっと無理があるというか、急に現実離れした話になるのでちょっとそのギャップが埋めきれなかった印象です。
戦闘も、冷静に見るとやや単調気味。ゲーム全体では敵はバラエティですが、フィールド内では2~3種類しか出現しないので、どうしても繰り返し作業になるというか。フィールドの中間・最奥にボスが待ち構えてるのも、だんだん読めてきて「またか」になってきます。
攻撃の属性や状態異常などの要素もありますが、基本ゴリ押しになりがち。
フラッシュムーブやフラッシュガードは、格闘ゲームのような爽快感があるので、そこはマル。むしろこれを使わないと非常に退屈。

なんか、全体の印象が良い分、アラばかり挙げてしまいましたが、実際のところは大満足の作品でした。
ロード時間が短いのも特筆すべきで、全くストレスがありません。
グラフィックは、確かにPS4としては物足りない部分もありますが、このロード時間でこの品質なら逆に「すげぇ」と思いました。
エリア型のマップでありながら、背景がつながっていて島全体を見渡せるという疑似?オープンワールドなのも素晴らしい。

最後にお気に入りの風景からスナップショット。


ジャンダルム夜間探索での夜景。宇宙好きにはたまらない星空。


夜間だと漂流村の煙がちゃんと火の灯りに変わってました。細かい!

画像: © 2016 日本ファルコム

勘弁してほしい、秘密の質問と答えを使う認証

ねんきんネットから、ねんきん定期便のお知らせメールが届いたので、アクセスしようとしたらできなかったので愚痴です。。。

ユーザIDとパスワードを入力して、っと。
ページが遷移したのでログインしたのかと思いきや、秘密の質問と答えの入力フォームが。

あれ?
こんなのあったっけな。

よく覚えてないな。。。
とりあえず、自分が選んでそうなやつを、、、と。

ところが、何度やっても「間違ってます」の表示がでて先に進めない。。。マジか。。。
10回以上試したでしょうか、アカウントがロックされてしまいました。
結局、「秘密の質問と答えの郵送を申請する」を選ぶことに。
郵送って、これ郵送費だけでも結構な税金使ってんじゃ。。
じゃあ忘れんなよって話かもしれませんが、秘密の質問と答えがどれだけセキュリティの向上につながっているか疑問です。
個人情報の特定にもつながるし、かえって使いまわしが横行しそうな気が。

結局、ちゃんと情報保護してますよっていう対外的なアピールだけのような気がして、どうにもスッキリしません。
ねんきんネットだけでなく、マンナンバーやe-Taxのパスワードが二種類あるのもしかりです。
これなら、SMSによる二段階認証方式の方がいいなぁ。