Euro Truck Simulator 2 ファーストインプレッション

久々に夢中になれるタイトルを見つけました。
Steamでシミュレーションのカテゴリで検索すると上位にでてくるこのタイトル。
レビュー欄を見ても非常に簡潔なコメントが多いのですが、やってみて納得です。本当にただひたすら走るだけのゲームといっても過言ではないのに、なぜか面白い。

最初はイマイチ魅力が分からなかったので、Demo版(体験版)を試してみました。Demo版といっても中身はほとんど本編と変わりありません。ちなみにDemo版プレイ後に本編を購入するとデータが引き継げました。
最初は「なんでトラック?どうせドライブするならスポーツカーとかカッコいいクルマがいいんじゃないの?」と思いましたが、やってみるとトラック特有の運転の難しさが病みつきになります。
まぁ私はクルマ持ってないし、運転する機会もありませんが、それでもトラックの運転ってなかなか一般の人が体験することもないでしょう。
そんな疑似体験ができるゲーム。それがこのゲームの一番の魅力でしょう。

基本的にはコースはどこ行っても同じような高速道がメインで、街は似たりよったりな作り。
なんですけど、意外と飽きないんですね。道路がキレイすぎないというか、汚れや痛み具合がリアルなんですよね。
左右の窓を全開にして、エンジン音や環境音を最大にして運転すれば、もう気分はいっぱしのトラック運ちゃんです。

これ、とにかく安全運転に努め、一般車からバンバン抜かれるゲームなので、教育としてもいいのではなかろーか。
トラック運転手の身になって、大変さがよく分かります。
もう路駐で居眠りしているトラックが居ても、邪魔だなーとか思わないでしょうね。

私は、GTX 1050Ti + Core i3-8100 の環境ですが、2560×1440,フルスクリーン,高画質で十分動作しました。
グラボなしのIntel UHD Graphics 630でも、1920×1080,低画質であればGPU 80%くらいで動作してました。ただ、低画質だとやっぱりぼんやりした感じでリアリティに欠けます。

最後にフォトモードで撮った画をいくつか載せて終わりにします。これはハマる!


記念すべき初撮影


夜間の運転は周りが見えず本当に怖い


ちゃんと渋滞も起きます


ローアングルで撮るとなかなかの迫力


珍しい景色を見かけると思わず写真を撮りたくなる。手前はパトカーに捕まったドライバーだろうか。芸が細かい!

ARA FELL Enhanced Edition

最近エンディングまで辿り着く前に止めてしまうゲームが多い。。
いくつか挙げてみると、「CrossCode」「Return of the Obra Dinn」あたりです。
根気がなくなったのか、行き詰まったらモチベーションが下がって放置→ますますモチベーションが下がる、となって結局やらずじまいになってます。
そんな中、久しぶりに一気にエンディングまで進めたのがこのゲーム。Steamでたびたび目にはしてましたが、セールで1000円程度だったので購入。
ザコ戦が単調など、いくつか難点はあるのですが、世界観やテンポが良く、総じて佳作だと思います。
終盤の盛り上げ方は、なかなか熱いです。
エンディングは良い・悪いは人によって感じ方が違うと思いますが、ちょっと考えさせられるものがありました。

心残りだったのが、最初の賞金稼ぎI のクエストが解けなかったことと、セリ・ケスのクラスチェンジイベントを見つけきれなかったこと。
クリア後に攻略サイトでカンニングしましたが「いや~そこ?」という感じ。クラスチェンジイベントは、メインクエストの延長にしてほしかったなぁ。

グラフィックはレトロなドット絵なのですが、空中の浮遊感が素晴らしく、流れる雲や遠景がとても美しいです。しばらくぼーっと見ていたくなります。


© Stegosoft Games

スリムPCの電源ユニット交換は大変だ

最近なにやらPCがうるさい。。。
Xit BRD100Wでツール・ド・フランスを録画していると、どうしても深夜まで録画が終わらないので必然的にPCの電源入れっぱなしで寝ることになるんですが、うるさい。。。
ブィーン、ブルブルブル、とファンの音ともとれるし、なにかの振動の音ともとれる、なんとも気になる音。
気になりだすと余計気になって、PCのカバーを開けて調べてみたところ、どうやら電源ユニットが騒音源っぽい。
調べてみると電源ユニットは消耗品らしく、寿命は2~5年とか。そんなに持たないの?
まだ購入後2年4ヶ月で、そんなにハードな使い方してないので、ちょっと納得いかないのですが、交換するしかなさそう。

ケースを開けてみると、ケーブルはぎっしり詰まっていて、果たして素人でも交換できるのかとっても不安です。
それでもこの不快な音と付き合っていく気にはならなかったのと、もし本当に電源が劣化しているなら遅かれ早かれ交換は避けられないと思い、意を決して交換に踏み切りました。
ただ、予想通りというか、交換作業は難儀しました。私のPCはパソコン工房で購入した雅というシリーズ(今は無くなってます)のスリム型PCなのですが、難儀した理由は以下です。
・スリム型だと交換できる電源ユニットの選択肢が少ない
・ケースが特殊で、外しにくい(ユーザーマニュアルがない)
・ほぼ全てのパーツを外さないと電源ケーブルを外せない
・ケーブルが結束バンドできつく締められていた(外すときは他のケーブルを切らないように…)

そうです。わかってはいましたが、基本的には購入後の改造は難しいんですよね、スリム型は。

特にケースの開けづらさは特筆もので、特殊なケースは選ぶもんじゃないなと思った次第。
前面のケースをどう外すかわからず、もう少しで力づくでバキッと割ってしまうところでした。よく見たらちゃんとツメがありました。
でも殆どのパーツを外す必要があったおかげで、構成がだいたいつかめました。
わかってしまえば「なーんだ」なんですけどね。

それにしてもなんで電源が劣化したんだろうなぁ。スリープを頻繁に使っていたから?
そんなに安い買い物ではなかったので、今度は長持ちしてもらいたいです。


心臓(電源ユニット)摘出後


劣化したと思われる電源ユニット


交換後の電源ユニット. SilverStone SST-TX300. 7280円ナリ

最近買って後悔したものWorst 3

このブログでは時々買ったものの紹介をしてますが、総じて「買ってよかった!」なものが多いです。
が、そうそう成功体験ばかりではなく、時には「く~!買わんどきゃよかった!」と失敗することもあります。
そこで今回は、割と最近(1年以内)に買って後悔したものを3つ紹介します。

■3位 ambie イヤホン 6,050円

Software Design 2020 1月号で紹介されていたので、興味本位で買ってみたもの。
確かに、周りの音が聞こえるイヤホンってのは新感覚の体験でした。
音質がそこまでないのも想定内でしたが(むしろ思っていたよりも良かった)、いかんせん私には耳が痛すぎました。
普段、イアリングやピアスに慣れてる人じゃないと、これはキツイなと思いました。
また、よく言われているらしいのですが、イヤーピースがポロッととれやすく、私は室内でしか使ったことないですが、外で付けるには勇気がいるかと思います。
装着にちょっとコツがいるので、気軽につけ外しできないのも使わなくなった理由の一つ。

■2位 ブルーレイディスク BD-R DL 50GB 20枚 3401円 + ブルーレイファイルケース 32枚収納 504円

XIT BRD100W で録りためたデータをBDに書き出そうと思って買ったディスク。
どうせなら枚数減らしたいと思ってDLをチョイス。片面3枚入りとかで試してからでも良かったのに、1枚あたりの単価を考えて、いきなり20枚入りのスピンドルケースとか買ってしまった。
焼いたはいいものの、手持ちのBDレコーダー(Sony S380)では再生できず。結局その後NASを購入して録画データはそちらに移すことになったので、BDの出番は無し。
1枚だけ焼いてのこり19枚はもう使うことなさそう。
バックアップメディアとしてのBDは、労多くしてメリット無しの印象。

■1位 i-フィルター for Buffalo 1年契約 3300円

この記事書こうと思ったのもこれがきっかけ。
とにかく激しく後悔してます。
なんせ、まったくフィルターとして機能しません。なぜなら、有効なのがHTTP通信のみだからです。HTTPS には効かないのです。
これはよく確認しなかった自分も悪いのですが、明らかにメーカー側の説明不足だと思いますね。返金不可能ですから。。

フィルターされるセッションは、デフォルトセッション中のHTTP通信のみとなります。
PPPoEマルチセッションを利用している場合や、SSL通信、外部プロキシサーバーを利用している場合は、フィルター機能は動作しません。

果たして、この説明だけでピンと来る人がどれくらいいるか。
https://~ をSSL通信って言ってるのもなんか悪意を感じますし、世の中常時SSL化が当たり前になってきているので、まぁ役に立ちません。私はURLベースでのフィルタリングかと思ってたので、少なからずショックでした。
これは本当に金をドブに捨てましたね。複数年契約しなくてよかったと思うのが精一杯です。

DS220j + 東芝REGZA Z1 + PIXELA XIT-BRD100W

さて、もともと東芝REGZA Z1の録画データ救済がきっかけで購入したNAS(DS220j)ですが、実際のところNASに録画データを保存できたのでしょうか?
答えはYes. 出来ました。

DS220j購入前は、調べてもネガティブな情報ばかりしか出てこず、認識できてもダビングできないだとか、ダビングできても再生に難があるとかで、「まーダメでも普通にNASとして使えばいいや」とダメ元で考えてました。

DTCP-IPサーバーには、sMedio DTCP Move という有償パッケージを使います。他に選択肢はありません。
一応事前に調べてはいましたが、対応機器を見ると、TOSHIBA Z1 が入ってます。入ってますが、どこまで信用できるか分からないので、いざ繋ぐまではドキドキです。
REGZAからダビング先にDS220jが認識できて、ダビング開始できたときは「キターーー!」です。
ってか何でこんなに機器の相性を気にしないといけないのか。。。

Windows 10 から録画データを再生するにはDTCP-IPクライアントソフトが必要ですが、これには sMedio TV Suite を購入しました。通常1900円ですが、この時はたまたま #おうちで過ごそうキャンペーンとかで1300円でした。
sMedio DTCP Moveが8.5 USDで、日本円だと今1000円弱です。この価格なら、満足ではないでしょうか。
むしろ、sMedio DTCP Moveアプリのダウンロード数が少ないのが気になります。。。これだと確実に赤字じゃないでしょうか。がんばれ、sMedio!

ちなみに、Windows PCから再生する必要がなければ、普通にREGZA Z1からDS220jのファイルも再生できます。ただ、この場合レジューム再生ができないようです。これはREGZA側の仕様だと思いますが、残念。

予想外で嬉しかったのは、PIXELA XIT-BRD100W で録画したPC上のデータもNAS側にダビングできたこと。
XITの配信用Digital MediaServerを起動すると、sMedio DTCP Move側から認識できてダビングできます。ただ、XIT側Serverがちょっと不安定なのか、時々DTCP Moveから見えなくなってしまう。
その時は、XITの設定画面から「詳細設定」→「配信」→「設定」でPIXELA Digital MediaServer設定ツールを開き、「コンテンツを共有する」のチェックボックスを外す→つける、でMediaServerを再起動させるとうまくいくようです。

この時、自分の環境では “ネットワークの場所が「パブリック」になっているネットワークが存在します” という警告がでるのですが、理由はよくわかりません。ネットワークの状態では「プライベート」になっているのですが。。。警告は出るものの、一応MediaServerの起動はできてます。

DTCP Move側で認識できると、「コンテンツのムーブ」でドロップダウンからPIXELA Digital MediaServerが選べるので、選択するとPC側に録画したデータが RecByDay フォルダの下に日付単位で見つけられるので、チェックしてダビングを押せばNAS側へのダビングが始まります。

これで録画データは残しておきたいけど、またいつ見るか分からない…といった番組はNASに移しておくことで、REGZA側やXIT側の録画一覧がずいぶんとスッキリしました。
REGZA Z1はかなり古い部類の機種なので(もう10年以上前かな?)、この時代にDTCP-IPに対応していたってのがある意味凄いなと思いました。今後も、メーカーにはオープンな規格に対応していってもらいたいですね。