最近買って後悔したものWorst 3

このブログでは時々買ったものの紹介をしてますが、総じて「買ってよかった!」なものが多いです。
が、そうそう成功体験ばかりではなく、時には「く~!買わんどきゃよかった!」と失敗することもあります。
そこで今回は、割と最近(1年以内)に買って後悔したものを3つ紹介します。

■3位 ambie イヤホン 6,050円

Software Design 2020 1月号で紹介されていたので、興味本位で買ってみたもの。
確かに、周りの音が聞こえるイヤホンってのは新感覚の体験でした。
音質がそこまでないのも想定内でしたが(むしろ思っていたよりも良かった)、いかんせん私には耳が痛すぎました。
普段、イアリングやピアスに慣れてる人じゃないと、これはキツイなと思いました。
また、よく言われているらしいのですが、イヤーピースがポロッととれやすく、私は室内でしか使ったことないですが、外で付けるには勇気がいるかと思います。
装着にちょっとコツがいるので、気軽につけ外しできないのも使わなくなった理由の一つ。

■2位 ブルーレイディスク BD-R DL 50GB 20枚 3401円 + ブルーレイファイルケース 32枚収納 504円

XIT BRD100W で録りためたデータをBDに書き出そうと思って買ったディスク。
どうせなら枚数減らしたいと思ってDLをチョイス。片面3枚入りとかで試してからでも良かったのに、1枚あたりの単価を考えて、いきなり20枚入りのスピンドルケースとか買ってしまった。
焼いたはいいものの、手持ちのBDレコーダー(Sony S380)では再生できず。結局その後NASを購入して録画データはそちらに移すことになったので、BDの出番は無し。
1枚だけ焼いてのこり19枚はもう使うことなさそう。
バックアップメディアとしてのBDは、労多くしてメリット無しの印象。

■1位 i-フィルター for Buffalo 1年契約 3300円

この記事書こうと思ったのもこれがきっかけ。
とにかく激しく後悔してます。
なんせ、まったくフィルターとして機能しません。なぜなら、有効なのがHTTP通信のみだからです。HTTPS には効かないのです。
これはよく確認しなかった自分も悪いのですが、明らかにメーカー側の説明不足だと思いますね。返金不可能ですから。。

フィルターされるセッションは、デフォルトセッション中のHTTP通信のみとなります。
PPPoEマルチセッションを利用している場合や、SSL通信、外部プロキシサーバーを利用している場合は、フィルター機能は動作しません。

果たして、この説明だけでピンと来る人がどれくらいいるか。
https://~ をSSL通信って言ってるのもなんか悪意を感じますし、世の中常時SSL化が当たり前になってきているので、まぁ役に立ちません。私はURLベースでのフィルタリングかと思ってたので、少なからずショックでした。
これは本当に金をドブに捨てましたね。複数年契約しなくてよかったと思うのが精一杯です。

DS220j + 東芝REGZA Z1 + PIXELA XIT-BRD100W

さて、もともと東芝REGZA Z1の録画データ救済がきっかけで購入したNAS(DS220j)ですが、実際のところNASに録画データを保存できたのでしょうか?
答えはYes. 出来ました。

DS220j購入前は、調べてもネガティブな情報ばかりしか出てこず、認識できてもダビングできないだとか、ダビングできても再生に難があるとかで、「まーダメでも普通にNASとして使えばいいや」とダメ元で考えてました。

DTCP-IPサーバーには、sMedio DTCP Move という有償パッケージを使います。他に選択肢はありません。
一応事前に調べてはいましたが、対応機器を見ると、TOSHIBA Z1 が入ってます。入ってますが、どこまで信用できるか分からないので、いざ繋ぐまではドキドキです。
REGZAからダビング先にDS220jが認識できて、ダビング開始できたときは「キターーー!」です。
ってか何でこんなに機器の相性を気にしないといけないのか。。。

Windows 10 から録画データを再生するにはDTCP-IPクライアントソフトが必要ですが、これには sMedio TV Suite を購入しました。通常1900円ですが、この時はたまたま #おうちで過ごそうキャンペーンとかで1300円でした。
sMedio DTCP Moveが8.5 USDで、日本円だと今1000円弱です。この価格なら、満足ではないでしょうか。
むしろ、sMedio DTCP Moveアプリのダウンロード数が少ないのが気になります。。。これだと確実に赤字じゃないでしょうか。がんばれ、sMedio!

ちなみに、Windows PCから再生する必要がなければ、普通にREGZA Z1からDS220jのファイルも再生できます。ただ、この場合レジューム再生ができないようです。これはREGZA側の仕様だと思いますが、残念。

予想外で嬉しかったのは、PIXELA XIT-BRD100W で録画したPC上のデータもNAS側にダビングできたこと。
XITの配信用Digital MediaServerを起動すると、sMedio DTCP Move側から認識できてダビングできます。ただ、XIT側Serverがちょっと不安定なのか、時々DTCP Moveから見えなくなってしまう。
その時は、XITの設定画面から「詳細設定」→「配信」→「設定」でPIXELA Digital MediaServer設定ツールを開き、「コンテンツを共有する」のチェックボックスを外す→つける、でMediaServerを再起動させるとうまくいくようです。

この時、自分の環境では “ネットワークの場所が「パブリック」になっているネットワークが存在します” という警告がでるのですが、理由はよくわかりません。ネットワークの状態では「プライベート」になっているのですが。。。警告は出るものの、一応MediaServerの起動はできてます。

DTCP Move側で認識できると、「コンテンツのムーブ」でドロップダウンからPIXELA Digital MediaServerが選べるので、選択するとPC側に録画したデータが RecByDay フォルダの下に日付単位で見つけられるので、チェックしてダビングを押せばNAS側へのダビングが始まります。

これで録画データは残しておきたいけど、またいつ見るか分からない…といった番組はNASに移しておくことで、REGZA側やXIT側の録画一覧がずいぶんとスッキリしました。
REGZA Z1はかなり古い部類の機種なので(もう10年以上前かな?)、この時代にDTCP-IPに対応していたってのがある意味凄いなと思いました。今後も、メーカーにはオープンな規格に対応していってもらいたいですね。

NAS(DS220j)導入

初めてNASなるものを買ってみました。
これまでも興味はあったものの、「所詮、外付けの増設HDDと同じでしょ?」くらいの認識で、その必要性を感じていませんでした。
今となってはお恥ずかしい限りですが。。。

そんな人がなぜ急に買う気になったかというと、TVの録画データが溜まってきたのでそれをTVに依存せずに見られるようにしたい!という、まあよくある話です。
TVは、東芝のREGZA Z1、もう本当に地デジの初期の頃に買ったやつです。それに外付けのHDD 2TBが1台。当時は、外付けのHDDが付けられるということでREGZAが人気だったんです。考えてみると、HDDも10年選手ですからいつ壊れてもおかしくない。本当に繰り返し見たい番組なんて、ほんの一握りでしょうが、それでもいくつかは救いたい番組があるのです。

ということで、NAS初心者の私がいろいろ調べていくと、こういったTV関係はやっぱりBuffaloとかIOデータの方が向いているとの噂。
NASとして使うならSynologyかQNAPというところがいいらしい。まぁ、ネットの情報ですけどね。
これは正直迷いました。なんたってBuffaloは安いから。1万円台で、TVデータが吸い出せれば十分じゃない?と思いました。
でも調べていくうちに、NASってただのストレージじゃなくて、いわば簡易コンピューターなもので、アプリケーションを入れていろいろできるってことが分かってきました。
こうなると、ソフトウェア技術者としての血が騒ぐというか、もう気持ちは完全にSynologyに傾いてました。
夏休み中でSTAY HOMEだから、という自分を納得させるだけの環境も整ってましたし(ぉぃ)

最初だからエントリーモデルで十分だよね、ってことでSynology DS220jです。価格.comで人気だったから、間違いないだろうという安易なチョイス。

画像はSynologyの公式サイトから

HDDは、2TBでも十分だろうと思いましたが、価格を見て結構高いなと躊躇し、さらに高い8TBをチョイス。なんでや。
まぁ、1TBあたりの単価が一番いいと思ったからです。
使ってみて良さそうならRAID構成にしようと思って、まずは1台のHDDからスタート。

到着してみて、なんだか久々のワクワク感ですね。おかしいな、ちょっと前まではただの増設HDDだと思っていたのに。
いやー楽しいな、と思って組み立ててると、いきなり組み立てで失敗しました。
HDDを止めるネジを間違って、短い方のネジで止めようとしてたのです。冷静になれば、本数調べれば分かるやろ…なんですが、完全に舞い上がってて疑いもしませんでした。それで、無理に回したもんだから、振動防止のゴムがブチッとちぎれてしまったのです。
ガビーン。
焦りました。焦りましたが、幸い2.5インチ用のアダプタについていた同じパーツを使いまわして事なきを得ました。ふぅ。

※後日、追加のHDDを購入して気がついたんですが、これは2.5インチ用のアダプタではありませんでした。(そもそも2.5インチ用のアダプタは別売り)
どうもHDDを固定するためのブラケットだったようで、いままで付けずに使っていたという…
ただ、このブラケットは両側に2個のネジ穴しかない3.5インチHDDの場合に使うみたいで、自分の場合は3個のネジ穴があるHDDだったので、結果的には付けなくて大丈夫だったという、結果オーライでした。

さて、使ってみると、これはイイ。
何がイイかというと、これまでのファイル管理の概念が一新されました。これまでPC本体のストレージが主体だったのが、PCはアプリのみ、データはNASに、って整理が進みそうです。
あちこちに散財していたデータを見直すきっかけになったのが、NAS.
この気持ちの面での効果が一番大きいかもしれません。

間違えました、ぴったりサービス検索

前回の特別定額給付金のオンライン申請に続き、今回も行政サービスの電子申請の話。
電子申請は便利だねーと思ってた矢先、今回はやらかしました。申請するサービスを間違ったのです。

具体的には、児童手当の現況届だったのですが、新規申請の方で出してしまいました。
まぁ、入力中から「なんかおかしいな、、、こんなことまで入力させるなんて」と思ってましたが、このシステム自体完成度が低いと思ってたので「ユーザーフレンドリーじゃないな、ブツブツ」と文句言いながら申請したのです。
それにマイナンバーカードで本人が特定できてるから、間違ってるなら、申請した時点で資格チェックで弾かれるだろうとソフトウェア技術者ならではの視点で楽観視していた部分もあります。

後日(といっても申請してから6営業日後くらいでしたが)、コールセンターの方から電話で連絡が来て「申請サービスが間違ってますよ」とのこと。
このあたりの連絡もシステム化されてないのかと思いつつ、よくよく聞いてみるとぴったりサービスでの検索方法がまずかったのだと気が付きました。

間違った検索方法はこうです。

  1. 地域を選んでください、で郵便番号を入れて地域を検索(これはOK)
  2. 検索方法を選んで、手続を検索してくださいでぴったり検索タブを選択(デフォルト)
    • Step1. お探しのカテゴリーは何ですか?で、子育てにチェック(これはOK)
    • Step2. あなたの知りたいことは何ですか?で、必ず行う手続きにチェック(これがNG!)

これで検索すると、「児童手当等の受給資格及び児童手当の額についての認定請求」の1件しかヒットしません。そうすると、私のように他に選択肢がないので間違ってしまいます。
どうやら、Step2. の「必ず行う手続き」ってのがトラップだったようで、Step2. を省略して検索すると、「児童手当等の現況届」ってのが含まれて出てきます。

いろいろとツッコミどころはありますが、今回は私の注意不足ってことで素直に負けを認めましょう。(何の勝負や…)
もともとは、82円の切手買ったりポストに出しに行くのが面倒でオンライン申請したのですが、手間暇トータルで考えて、逆に高くついた。。。
ってことで、みなさんお気をつけて。

特別定額給付金

オンライン申請で受け取りました。
私は、e-taxで確定申告をやっている都合上、初めてマイナンバーカードが確定申告以外でも役に立ったのですが、世間での評判は非常に芳しくないようです。
まぁ、e-taxの記事でも書いてますが、パスワードの件は私も良く思ってません。
結局のところ、ちゃんとセキュリティを確保してますよという国の逃げ道のような気がしてます。
ちなみに、どのくらいかかったかというと、

  • 5/12 電子申請完了
  • 5/18 自治体にて受領しましたのお知らせが届く(遅っ)
  • 5/28 銀行への振り込み

でした。
まぁ、せっかくオンライン申請しても、確認するのが人手じゃぁあまり電子化の意味ないなぁというところです。
最終的には銀行とかと連動するようになれば、もっと自動化できそうですけど。

批判はいろいろあるみたいですけど、まずは使ってみないと課題もでないし、いい機会だったんじゃないかと思ってます。