王将戦挑戦者決定戦

朝からテレビにかじりついて観ました。
いや~、最後はどちらが勝つか分からず、ハラハラドキドキしました。
序盤から開戦までは藤井七段ペースだったと思いますが、広瀬竜王が的確に対応して、中盤からは終始広瀬竜王がリードしていたように思います。
そして藤井七段劣勢の状態から、いつの間にか一手違いまでに急接近。最後は広瀬竜王にもミスがあったみたいですが、なんとか逃げ切りました。
局後のインタビューで、広瀬竜王の声が震えていたように聞こえ、いかに激戦だったかを物語ってました。

囲碁・将棋チャンネルで観てたんですが、解説が藤井(猛)九段で本当によかった。「糸谷さんはせっかちだから」と他の棋士をいじったり「手を指さないで相手が眠くなるのを待つ作戦」とか面白すぎます。それでいて的確な解説もされるから、藤井先生が解説なら観てみたいな、って思わせる棋士ですね。
サイクルロードレースで例えると栗村さんのような立場でしょうか。。

今回は藤井七段のタイトル挑戦なるかということで注目が集まりましたが、羽生九段のタイトル100期挑戦もしかり、勝負の世界は厳しいですね。
筋書きのないドラマ、だから面白い。

将棋観戦

最近、将棋の中継観戦にハマってます。いわゆる「観る将」ってやつですね。
以前は、もっぱらAbema TVばっかりだったのですが、生中継が少ないのと、もっといろいろな棋士の将棋も観たい!ってことで、スマホアプリの将棋連盟ライブ中継の月額課金に入りました。
動画ではなく、棋譜+解説付きなんですけど、これはイイですね。文字だけでもかなりのライブ感があります。
観てると、やっぱりトップ棋士の方は、同じプロの方と比較しても寄せが鋭い。まさにスパっと。気持ちいいです。

で、19日の王将戦リーグ戦(最終戦)を観たくて、スカパーの囲碁・将棋チャンネルにも入ってしまいました。
まぁ、もともとスキージャンプを観たくて、今月JSPORTに入たので、将棋プレミアムのライブチケット買うよりはこっちがいいかなと。12月には詰将棋選手権の様子も放送するみたいですしね。

王将戦挑戦者決定戦ですが、私としては、藤井七段に勝ってほしいってのもありますが、広瀬竜王も尊敬しているので勝ってほしい気持ちもあり、複雑な心境です。
ただ、どちらが勝つにしろ、この歴史的な一戦を最後まで見届けたいと思ってます。
AIが人間を凌駕したといっても、やっぱり人間同士の対局ってのは、ドラマだなぁ。

とろけるブレーキシュー

いや~、とろける、とろける。
とろけて美味しいシュークリーム。

…ならいいんですが、これは困る。とろけるブレーキシュー。

昨日まではまだ水切りの溝があったんですが、1日の雨でもうツルツルになってしまいました。
それにしてもこれは良く溶けますね。シマノのM70T4です。
雨の日も制動力があるということで、安全のために買ったのですが、耐久性とのトレードオフになるみたいで。
ここまでツルツルになると、音鳴りは激しいわ、思いっきり引いてもツーッと滑る感じで、かなり怖かったです。

前のアリゲーターVB-620とそこまで制動力の違いは感じなかったし、雨の日だとどっちにしろ溶けるんですが、まだVB-620の方が長持ちでした。
うーむ、もう予備が1個しかないし、また注文せんといかんなー。

ペダルが壊れた…

数日前から自転車から異音がし始めて、どうもペダルを漕いだ時だけカランカラン鳴る模様。
以前も同じような経験があって、その時はペダルが緩んでいたので、今回も同じかなと思ってペダルをレンチで締めたんですけど緩んでる気配なし。
そもそもペダルが緩んでる時と微妙に音が違う。
念の為クランクを外してボトムブラケットのガタが無いか調べましたが、ガタつきはなし。

で、ペダルを外して手で回したんですが、どうもゴリゴリしてカリッ、カリッと音がする。これかー。
さすがにペダルが壊れてしまったようです。ベアリング部分かなー。
このペダルはCS3200時代から愛用していた、シマノの片側ビンディングペダル、PD-M324です。
記録によると、2009年3月に買ったやつですが、まだ売ってるんですね。
重量はあるペダルなんですが、回転がすごく滑らかで、見た目も無骨なところがむしろ気に入ってたペダルです。

CS3200→RAIL700と受け継いで、かれこれ走行距離6万kmほど乗ってるはず。
最近はビンディングを使う機会も減り、もっぱらフラット面ばかり使ってましたが、いざというときペダルを交換せずにSPDシューズだけ履けばいいのはやっぱり楽でした。
さすがにビンディング面はサビが目立つようになり、シューズのクリートもすり減ってきてユルユルだったんですけど、それでも機能しているのはさすがです。

いったいどのくらい回転させたのか気になったので、ざっくり計算してみました。
タイヤ周長が700x25Cで2105mm、ギア比2.00として1回転で約4m.
ただ下りや停止前の惰性でペダルを回してない距離も結構あるので、1回転5mは進むとして、走行距離60000kmを5mで割ると、1200万回転。
少なくとも1000万回転はしたんじゃないでしょうか。よく考えると今のパーツの中で一番長い間使ってたヤツです。
この耐久性に乾杯!

4日連続の雨

先週は雨が降りまくりました。
自転車通勤で2日連続雨(雨具を着るレベル)というのはなかなか無いものですが、それが4日連続ともなると通勤史上初の出来事、です。
どれだけ雨が降ったか、tenki.jp からアメダスデータを引用してみます。

赤枠は、通勤時間帯。ちなみに50分前後かかります。
私の地域は厳密には福岡よりちょっと西側なのですが、まあ誤差の範囲として、8/27が特にヤバイ。
雨でも自転車乗られる方ならわかると思いますが、降水量0.5mm/hでも雨具がないとベチャベチャになるレベルです。1.0mm~2.0mmでも結構降ってんな~で、ここまではまだ靴下の替えがなくても大丈夫。
8/27朝の6.5mm/hですが、ここまで来るともう靴の中が洪水です。最初から靴下脱いで行けばよかったと思いました。
それに、雨具を着てても多少染み込んできます。
もっとも、0.5mm/hくらいの微量の雨の方がかえって泥はねで凄く汚れるので、3.0mm以上の大雨の方がいっそ洗い流されて清々しい気がします。

4日間も連続で雨の中を走ると、やはり自転車へのダメージも大きく、まず、自転車を逆さまにするとどこに水が溜まってるのか、フロント側からジャバーと水が流れてきました。
しかもなんだかまだチャプンチャプンと自転車を振ると音がします。どこに水が入ってるのかと思ったら、タイヤの中でした。
チューブを外すと、結構な量の水が……。隙間なんてないと思ってましたが、入るんですねぇ、水が。
ブレーキシューも、溶ける溶ける。この1週間で完全に擦り切れ。後輪はついこの前替えたのでわずか400km台での交換。
チェーンも初めて完全にオイル切れにしてしまいました。こんなに音が鳴るのかと思うくらいキュルキュル音がしてうるさいです。
さらには各種ワイヤー類も引きが重くなり、シフターもオイル切れ。インナーワイヤーはステンレスですが、アウターの中がどうしても錆ちゃうんだよなぁ。
とりあえずアウターの中にオイル吹き付けてしのぎましたが、やっぱりスムーズさに欠けます。

ということで、週末はいろいろ外してクリーニング・交換で、4時間ほどメンテナンスにかかりました。
労力やコストパフォーマンスだけ考えれば、雨の日は電車の方がいいとは思いますけど、雨の中走るのって結構非日常的でやっぱり刺激的なんですよね。あ、もちろん安全運転第一で。