激闘から一夜明け…

まだ昨日の広瀬竜王-藤井七段戦の余韻が残ってます。
報道では逆転負け的な記事が目立ちましたが、ほぼ必敗のところから一瞬勝ち筋が見えるところまで持っていったその力量が凄いと思います。
並の棋士なら、中盤から広瀬竜王に押し切られてそのまま見せ場なく終わりだったでしょう。
広瀬竜王も、相手の攻撃を見切ってかわしているところが本当に強いなと唸らされました。特に△9三桂、△6二飛とかね。
竜王戦第3局も、同じように豊島名人の攻撃をかわしてカウンターが炸裂してたのですが、最後惜しかったんですよね。
と思ったら、明日から竜王戦第4局とか。ひえー、なんてスケジュールだ。

・・・

さて、話は突然変わりますが、まもなくスキージャンプのワールドカップが始まります。

  • 11月23日(土) 23:50~ JSPORT 3 男子LH団体 Wisla
  • 11月24日(日) 19:20~ JSPORT 3 男子LH Wisla

いきなり団体戦からですかぁ。今年は小林陵侑選手だけでなく、他の選手も多いにやってくれるんじゃないかと期待してます!
特に葛西選手がまた表彰台、と言わずに1勝してくれないかなぁ、と夢は膨らみます。
ライバル勢も研究を重ねてるでしょうから、今年の勢力図はどうなるんでしょうね。また凄い選手が出てくるかもしれませんし。
昨シーズン、すっかりいい人になってしまったEISENBICHLER選手も好きなので活躍して欲しい。

解説は、おなじみ竹内元康さんだから安心。
JSPORTは、偏った解説・実況ではなくその競技全体の魅力を伝えるような姿勢がすばらしいです。

王将戦挑戦者決定戦

朝からテレビにかじりついて観ました。
いや~、最後はどちらが勝つか分からず、ハラハラドキドキしました。
序盤から開戦までは藤井七段ペースだったと思いますが、広瀬竜王が的確に対応して、中盤からは終始広瀬竜王がリードしていたように思います。
そして藤井七段劣勢の状態から、いつの間にか一手違いまでに急接近。最後は広瀬竜王にもミスがあったみたいですが、なんとか逃げ切りました。
局後のインタビューで、広瀬竜王の声が震えていたように聞こえ、いかに激戦だったかを物語ってました。

囲碁・将棋チャンネルで観てたんですが、解説が藤井(猛)九段で本当によかった。「糸谷さんはせっかちだから」と他の棋士をいじったり「手を指さないで相手が眠くなるのを待つ作戦」とか面白すぎます。それでいて的確な解説もされるから、藤井先生が解説なら観てみたいな、って思わせる棋士ですね。
サイクルロードレースで例えると栗村さんのような立場でしょうか。。

今回は藤井七段のタイトル挑戦なるかということで注目が集まりましたが、羽生九段のタイトル100期挑戦もしかり、勝負の世界は厳しいですね。
筋書きのないドラマ、だから面白い。

将棋観戦

最近、将棋の中継観戦にハマってます。いわゆる「観る将」ってやつですね。
以前は、もっぱらAbema TVばっかりだったのですが、生中継が少ないのと、もっといろいろな棋士の将棋も観たい!ってことで、スマホアプリの将棋連盟ライブ中継の月額課金に入りました。
動画ではなく、棋譜+解説付きなんですけど、これはイイですね。文字だけでもかなりのライブ感があります。
観てると、やっぱりトップ棋士の方は、同じプロの方と比較しても寄せが鋭い。まさにスパっと。気持ちいいです。

で、19日の王将戦リーグ戦(最終戦)を観たくて、スカパーの囲碁・将棋チャンネルにも入ってしまいました。
まぁ、もともとスキージャンプを観たくて、今月JSPORTに入たので、将棋プレミアムのライブチケット買うよりはこっちがいいかなと。12月には詰将棋選手権の様子も放送するみたいですしね。

王将戦挑戦者決定戦ですが、私としては、藤井七段に勝ってほしいってのもありますが、広瀬竜王も尊敬しているので勝ってほしい気持ちもあり、複雑な心境です。
ただ、どちらが勝つにしろ、この歴史的な一戦を最後まで見届けたいと思ってます。
AIが人間を凌駕したといっても、やっぱり人間同士の対局ってのは、ドラマだなぁ。

とろけるブレーキシュー

いや~、とろける、とろける。
とろけて美味しいシュークリーム。

…ならいいんですが、これは困る。とろけるブレーキシュー。

昨日まではまだ水切りの溝があったんですが、1日の雨でもうツルツルになってしまいました。
それにしてもこれは良く溶けますね。シマノのM70T4です。
雨の日も制動力があるということで、安全のために買ったのですが、耐久性とのトレードオフになるみたいで。
ここまでツルツルになると、音鳴りは激しいわ、思いっきり引いてもツーッと滑る感じで、かなり怖かったです。

前のアリゲーターVB-620とそこまで制動力の違いは感じなかったし、雨の日だとどっちにしろ溶けるんですが、まだVB-620の方が長持ちでした。
うーむ、もう予備が1個しかないし、また注文せんといかんなー。

ペダルが壊れた…

数日前から自転車から異音がし始めて、どうもペダルを漕いだ時だけカランカラン鳴る模様。
以前も同じような経験があって、その時はペダルが緩んでいたので、今回も同じかなと思ってペダルをレンチで締めたんですけど緩んでる気配なし。
そもそもペダルが緩んでる時と微妙に音が違う。
念の為クランクを外してボトムブラケットのガタが無いか調べましたが、ガタつきはなし。

で、ペダルを外して手で回したんですが、どうもゴリゴリしてカリッ、カリッと音がする。これかー。
さすがにペダルが壊れてしまったようです。ベアリング部分かなー。
このペダルはCS3200時代から愛用していた、シマノの片側ビンディングペダル、PD-M324です。
記録によると、2009年3月に買ったやつですが、まだ売ってるんですね。
重量はあるペダルなんですが、回転がすごく滑らかで、見た目も無骨なところがむしろ気に入ってたペダルです。

CS3200→RAIL700と受け継いで、かれこれ走行距離6万kmほど乗ってるはず。
最近はビンディングを使う機会も減り、もっぱらフラット面ばかり使ってましたが、いざというときペダルを交換せずにSPDシューズだけ履けばいいのはやっぱり楽でした。
さすがにビンディング面はサビが目立つようになり、シューズのクリートもすり減ってきてユルユルだったんですけど、それでも機能しているのはさすがです。

いったいどのくらい回転させたのか気になったので、ざっくり計算してみました。
タイヤ周長が700x25Cで2105mm、ギア比2.00として1回転で約4m.
ただ下りや停止前の惰性でペダルを回してない距離も結構あるので、1回転5mは進むとして、走行距離60000kmを5mで割ると、1200万回転。
少なくとも1000万回転はしたんじゃないでしょうか。よく考えると今のパーツの中で一番長い間使ってたヤツです。
この耐久性に乾杯!