毎年1月10日恒例のアレ

1月10日と言えば、何の日でしょう。
今日は何の日(https://www.nnh.to/01/10.html)を見てみたら、ああ、やっぱりね。110番の日がトップに書いてありました。
ん…他にもあるぞ… なになに、”糸引き納豆の日,糸の日”
お、惜しい。
どうやら、「糸島三都110kmウォーク申し込み開始の日」は、まだ認知度が低いようです(^^;

そうです、1月10日といえば、110kmウォーク解禁日なのです。
我が家にも、ぴったり10日に第9回ご案内の郵便が届きました。いい仕事してますね!

で・す・が、今年は参加しないと決めているのです。なので、今年の春はゆっくり休める~。
これはフリではありません。本当に出ません。
理由は、過去3大会連続で完歩して、前回はついに24時間を切ることができたので、もうモチベーションが無くなったというか…
タイムで人と競うのはあまり好きじゃないし、格好つけて言えば、もう110kmはチャレンジングな距離でなくなってしまったのです。
こうなると、義務的に歩いてる感じがして、やっぱり楽しくない。
ルートが飽きてきた?まあ、もう3回(6周)してるわけだから、それもあるかもしれません。

ただ地元の大会だし、これまでお世話になった好きな大会なので、今後また歩きたくなった時に参加したいと思ってます。
それに過去3回は全部どこかで雨が降ってますからね…一度くらい好天候で歩いてみたいってのもあります。

つまらない大会みたいに書いてしまいましたが、完歩の達成感はフルマラソンのそれとは比較にならないくらい素晴らしいものなので、初参加の方が1人でも増えればいいなと思ってます。

110kmウォークの写真が届きました

例年に比べて、今年はすごく早く届いた気がします。
いや、届くのが当たり前のように思ってますけど、普通はこんなサービスないですから。
マラソンとかで写真を注文できるサービスありますけど、あれは第三者のサービスでものすごく高いです。(足元見てる、ってやつですね!)
その点、糸島110kmウォークは、なんと参加費のみで写真がついてきます。
しかも結構な量の写真撮ってくれてます。私は13枚ありました。
前、公式サイトで見たんですけど、全てボランティアの方が写真の仕分けをされているとか。有り難いけど、なんだか申し訳ないくらい。多少有料でもいいのにな、と思います。

あれ?これいつの間に撮られてたんだろう、というのもあり、そういうのが良い表情してます。夜中の写真とかもあって、我ながらよく頑張ってるな、と声をかけたいくらい。
つい1ヶ月ちょい前の話なのに、なんだかもう遠い昔の出来事のように思えます。懐かしい!!

足のマメは全治1週間

110kmウォークから1週間、やっとまともな休みがとれたーって感じです。
昨日は、110kmウォークのときに泥で汚れたシューズをやっと洗うことができました。雨でドロドロになったままで放置して、シューズに申し訳ない気持ちでしたので。
足裏のマメも、ほぼ完治しました。ほぼ、というのはマメの治ったところが固くなって、歩くときにちょっと違和感があるからで、痛み自体はありません。
違和感というのは、歩いていると足の裏にガムがくっついてるようなそんな感じ(^^;;

マメの治し方も、ネットを検索すると「潰した方がいい」「潰さない方がいい」の両論があって、結局自分は潰さずにそのままにしてましたが、内部の液がなくなるまでちょうど1週間でした。
歩く時は、靴はかっちりした靴の方が痛くないです。自分は、メレルのJUNGLE MOCという靴を愛用しているのですが、ちょうどギプスをしてるような感じで、大会後2日目(火曜日)からはそんなに痛くもなく歩けました。
最初は、こんなに溜まってる体液が、ちゃんとなくなるのか心配でしたけど、治り始めてからはスーッと引きました。人間の治癒力はやっぱりすごいなと実感。


大会後3日目の足の様子。痛みは引いてきたが、まだブヨブヨしている。


大会後1週間後の足の様子。ほぼペッタンコになりました。

データで見る糸島110kmウォーク2017

さすがに翌日の4/17は仕事を休みましたが、やっぱり休みを入れといてよかったです。
足がパンパンにむくんで(というか腫れてたのかも)、自分の足なのに自分の足ではないような感覚。
2日目の今日はまだマシですけど、完全回復には程遠い。
来年、ガチで挑戦しようという人はとりあえず翌日に休みをとっておくことをお勧めします。
私はデスクワークだからまだいいですけど、肉体労働の方はかなり差し支えがあると思います。

まあ、それにしても今回はレベルが高かったですね。2周目の加布里漁港で、ちょうど250人通過って聞いたんですけど、その時はまだ23時間ペースだったんです。前回大会だと23時間なら170位くらいの順位なので、「えーっ、なんでみんなそんなに速いの」と思っちゃいました。
しかも大会ホームページみたら、完歩率が48%ですかぁ。酷暑と豪雨で、てっきり40%切るんじゃないかと思ってましたけど、本当に凄い数字です。
なるほど、高い金払うとやっぱり人間変わるな(゚o゚*)☆\バキッ

自分もそうですけど、やっぱり去年の中止の影響もあってみなさん気合が入ってたんじゃないでしょうか。地震で実際に被害に遭った方に比べたら、こんな痛みなんともないって。

さて、ちょっと振り返りとして当日のデータを元にどんだけ過酷だったのかを検証してみます。
まず気象データから。(気象庁の過去アメダスデータより)

初日は25℃まで気温が上がったんですねぇ。
特筆すべきは、やっぱり18時台の雨量17mm. 雨具は正直重いので持って行きたくない。しかし、雨具なしで17mmの雨にあったらもう瞬殺です。自分も雨具用意するか前日ギリギリまで迷いましたが、折り畳み傘のみの選択に。結果から言うとやっぱりポンチョも用意した方がよかったですが、どっちみしあの雨では足元までは防げないです。
さらに20時台の雨4mmもなかなかの豪雨です。せっかく夕方の雨で濡れた靴が乾き始めたころにまた雨ですから、これが結構痛かった。結局この雨のせいでマメを作ることになってしまったと思います。

夜は気温だけみると16℃と結構暖かいように見えますが、実際は結構冷えて長袖1枚では歩いててもちょっと肌寒いくらいでした。霧が出てた影響もあると思いますが、日が照ってるときとそうでないときではまるで体感温度が違います。長袖の上にTシャツを着てちょうどいいくらいでした。

で、翌日もまた気温があがったんですよね。ゴールするのが遅くなればなるほど気温が高くなるという、鬼のような設定。
多分、ゆっくりと28時間かけて歩くほうが難易度高いですよ、これ。。

次はGARMIN ForeAthlete 35J (GPS時計) による測定データです。電池もたないのでGPS OFFで記録してましたが、加速度センサーだけでも十分な精度でした。ただ、残念なことに24時間分ものデータは保存できなかったようです。小分けにしてセーブしてたんですけど、最後の記録しか残ってませんでした。
ま、そりゃ24時間ぶっ続けで運動することなんて想定してませんよね。
一応ライフログのデータは残ってたので、そこから歩数・心拍数・カロリーなんかはわかります。


まず、歩数はというと、4/15 78442歩, 4/16 68888歩, 合計147330歩
いやー、人間の関節ってこんなに動かしても壊れないなんて優秀ですね。
お次は心拍数。目分量で平均130といったところ。これは個人差があると思いますが、私は多分高い方です。よく見るとやっぱり気温が高い昼間は心拍数も上がってます。昼間はペースを抑えて、涼しくなってからが勝負といったところでしょうか。
消費カロリーは、4/15 運動消費 3572 + 安静時消費 1831 = 5403, 4/16 運動消費 2878 + 安静時消費 1581 = 4459
合計 運動消費 6450 + 安静時消費 3412 = 9862
ちなみに、さが桜マラソン(フルマラソン)の時が、運動消費 3486 + 安静時消費 1321 = 4807 だったので、フルマラソンを2セット走るのと同じ強度と考えればいいかもしれません。
私の燃費が悪いだけという話もありますが。。

実際、今年はさが桜マラソンを110kmウォークのための練習と位置づけて走ったくらいですし。
う~ん、いろいろデータを並べてみましたが、結局変態的な大会ということしか分かりませんでした。\(-_-;)コラコラ

激歩!糸島110kmウォーク2017

歩いて来ました~110kmウォーク。
今年も過酷でした…昼間は気温上昇、夕方の雷雨、夜は濃霧、翌日も気温上昇、、、とこれでもかといわんばかりの悪条件を詰め込んだ2日間。
雷雨で靴の中がベチャベチャに濡れたせいか、足裏にマメができまして、2周目は激痛に耐えながらの歩行。痛いせいでまったく眠くなかったのはいいのか、悪いのか…
それでも自己ベストを更新して、3回目の挑戦で初めて24時間を切ることができました。練習不足だったので全然駄目だと思っていたのですが、なんだかんだでマラソンとかの下地が効いてきたのかな、この結果は素直に嬉しいです。

今年は、スタート/ゴール地点の変更で、ちょっと不安がありましたが、結論から言うと今までで一番素晴らしい運営でした。
受付もスムーズで、コース上の警備・誘導が充実していて、恐らく初めての方でも迷うことなく安心して歩けたことでしょう。
参加費を値上げしただけの価値はあったと思います。
あと、毎回ボランティア・スタッフの方の元気のいい声かけには励まされます。本当に感謝です。

念願の24時間を切ったので、今度こそこれで引退でしょう。あと少しで23時間を切れたという思いはありますが、もういいです。十分頑張りすぎました(^^;
あと、あまり常連が幅を利かせるのもどうかな、と思いますしね。
来年は、もっと多くの初参加者に、この過酷さと達成感を味わってもらいたい!



24時間切りの代償。この状態で歩き切りました